2010年02月05日

影絵芝居みようぜ

お友達の出演するイベントの紹介よ!


影絵芝居みようぜ


バリの伝統音楽ガムランの公演です。
ガムランといふとバリ舞踊と一緒にやるもんだと思う人多いと思うんですけど(そもそもガムランって何?と思うのですが割愛、調べてね)、今回はななんとワヤン・クリッ!!!!


ワヤン・クリッとは、影絵芝居のこと。


私はバリ時代ワヤン・クリッはお祭りで何度か観に行ってるのですが
実は物語の内容がさっぱり分かっていない!
なぜならワヤン・クリッのダラン(人形遣い・語り手)がバリ語で喋りまくっているのだから。
私、インドネシア語すら殆どわからないのに。
しかもバリ語だけでなくカウィ語という古代王族の言葉?(あんまり分かってない)まで使うからもう理解しようとする気力すら失せるぜ。
そしてこの訳の分からぬ言葉でしゃべりまくるダランが幾度とギャグ?おもしろいことを言うんだよ。
その都度、会場内のバリ人たちはドッと盛り上がるんだけれど、そのおもしろいことを何語で喋っているのかすらわからない私は一人ぼそっと会場で寂しく皆が楽しければ私は満足よ的な態度で場内を観察していた。

しかし、今回のダラン(人形遣い・語り手)を務める梅田先生は、日本人で唯一、バリのダランをちゃんと習得した偉大なお方。
日本語で物語を語ってくれるの。これはホントにすごいことだ。
しかも今回ガムランを演奏するサンディア ムルティ 、バリに数年ガムラン修行に打ち込んだ強者が東海・関西・関東から集結したスペシャルユニット!


おろろん、もちろんわたしは観に行くぜ!
おひょー。




インドネシア/バリ島の影絵芝居ワヤン・クリットとガムラン
『クンバカルナの戦死』

<出演>
〔人形遣い・語り〕・・・梅田英春
〔ガムラン演奏〕・・・サンディア ムルティ

<日時・場所>
2010年2月13日(土)
名古屋市東文化小劇場
開場17:00 開演18:00
*16:00〜ガムランワークショップ有・・・簡単なリズムを体験できます。

<料金>
前売り2,000円 当日2,500円
全席自由 

<チケット取扱い/お問い合わせ>
*スアラスクマ 松井 090-4216-0849,gongluang@ybb.ne.jp
*名古屋市東文化小劇場 052-719-0430
*ナディアパークプレイガイド 052-265-2015

<主催>
*名古屋バリガムラングループ スアラスクマ
*(財)名古屋市文化振興事業団 名古屋市東文化小劇場

<後援>
インドネシア共和国大使館

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【バリ島の影絵芝居 ワヤン・クリット】

影絵芝居ワヤン・クリット(以下、ワヤンと略)は
インドネシアで古くから伝えられている伝統芸能。

ワヤンは<影>、クリットは<皮>を意味し、
牛の皮で作成した人形を用います。

物語は古代インド叙事詩「ラーマーヤナ」や
「マハーバーラタ」から取られ、
人生の教訓や世の中の道理などからあらゆる知恵を伝えます。

ユーモアで観客を沸かせ、
時には涙を誘いながら物語を展開。

まるで別世界にいるかのような
神秘的なワヤンとガムランの空間は、胸が躍ります。


【ストーリー】

『クンバカルナの戦死』は、「ラーマーヤナ」の中でも特に有名な演目で、バリ島でもよく上演されます。
アヨディア国に生まれたラーマ王子は、王位継承の問題から国を出て、妻のシータ、弟のラクスマナと森での生活を余儀なくされます。
ところが、その森での生活の間、美しいシータが、ランカ国王の舞おうラワナにさらわれてしまいます。
ラーマ王子は、森に住む多くのサルたちの手を借りて、シータを取り返そうとランカ国へ向かうのです。
ラーマたちの返還交渉もむなしく、サルたちを中心としたラーマ軍と、
シータをさらったランカ国軍との、シータをめぐる壮烈な闘いが展開されることになります。
この戦いに不条理を感じる、ラワナの弟武将クンバカルナ。
彼は自らの死を予感しつつも、国の為にと出陣するのでした。


【出演者プロフィール】

[人形遣い・語り]・・・梅田英春

1962年東京生まれ。
国立音楽大学在学中にバリ島のガムランとワヤンに出会い、
1986年から1988年までインドネシア芸術大学でワヤンを学ぶ。
またタバナン県トゥンジュク村のワヤン一座のもとでワヤンの研鑽を積む。
現在、沖縄県立芸術大学で民族音楽学の教授を執る傍ら、日本各地でワヤンの上演を行っている。
著書にワヤン一座との生活を綴った『バリ島ワヤン夢うつつ-影絵人形芝居修業記(木犀社、2009)』などがある。


〔ガムラン演奏〕・・・サンディア ムルティ

スアラスクマ主宰松井と、パドマ主宰増野が呼びかけ、2006年に発足。
関東・東海・関西のガムランと舞踊メンバーで構成。
バリへの長期留学の後、各々演奏・演舞活動・指導などを行うバリ芸能のエキスパートを中心として集まり、より質の高いバリ芸能グループを目指す。
踊りとの舞台作品や曲作りに挑み、日本人ならではの表現を追求する。



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Posted by しゃからデラックス at 00:26│Comments(0)いろいろ
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